アマプラでもネトフリでも自分のお気に入り番組を見つけてみよう！

金曜の夜、ようやく一週間の仕事から解放されて、ソファにダイブ。「よーし、今夜は朝まで見るぞ！」と意気込んでテレビの電源を入れる。アマプラを開き、ネトフリを開き、延々とトップページをスクロール…。気づけば1時間、いや2時間。結局「もう疲れた…」と、いつも見ているアニメを1話だけ再生して寝落ちする。…ねえ、これって私のことだけじゃないですよね？

アマゾンプライムビデオ（アマプラ）もNetflix（ネトフリ）も、もはや私たちの生活に欠かせないエンタメのインフラです。でも、作品数が多すぎて、まるで広大な海でコンタクトレンズを探すような途方もない作業に感じること、ありませんか？この記事は、そんな「見るもの探し疲れ」に陥っているあなたを救うための、超個人的で、ちょっと偏った、でも最高に熱いガイドブックです。

断言します。あなたにピッタリのお気に入り番組は、必ず見つかります。この記事を読めば、無限スクロールの拷問から解放され、「これが見たかったんだ！」と叫びたくなるような作品と出会える確率が、きっと、いや絶対に上がります。もう「何見よう…」で夜を無駄にするのはやめにしませんか？最高のエンタメライフは、すぐそこですよ！

まずは敗北を認めよう無限のコンテンツの海で溺れないための心構え

さて、具体的な探し方のテクニックを語る前に、まず一番大事なことを言わせてください。それは「全部見ようだなんて思うな！」ということです。え、いきなり何を言ってるんだって？いやいや、これが全ての始まりなんです。私たちは無意識のうちに「面白い作品をすべて把握し、その中からベストな一本を選びたい」なんていう傲慢な考えに囚われがち。でも、はっきり言って無理です。絶対に無理。アマプラとネトフリの全作品を把握している人間なんて、たぶん中の人だって存在しません。

この「全部は見られない」という事実、この敗北を潔く認めること。これが、快適な動画配信サービス（VOD）ライフを送るための第一歩なんです。すべてを追うことを諦めた瞬間、肩の力がスッと抜けて、視野がぐっと広がる。そんな感覚、味わってみたくありませんか？

「何か面白いもの」を探すのをやめるだけで世界は変わる

「何か面白いものないかな〜」この呪いの言葉、今すぐゴミ箱に捨ててください。これが一番ダメなやつの典型例です。なぜなら、「面白い」の定義が曖昧すぎるから。コメディが見たいのか、サスペンスでドキドキしたいのか、ヒューマンドラマで号泣したいのか。その日のあなたの心と体は、本当は何を求めているんでしょうか？

私も昔はそうでした。疲れて帰ってきた平日の夜、ぼんやりとリモコンを握りしめ、「なんかこう…スカッとするやつ…」なんて曖昧な願望を抱えながら、ただただ新作のサムネイルを眺める。アクション映画のページを開いては「うーん、今から2時間のアクションはしんどいな…」、おすすめされた韓国ドラマを見ては「16話もあるのか…今から手を出すのは覚悟がいるな…」。そんなことを繰り返しているうちに、どんどん見る気力が削がれていく。最悪ですよね。

だから、まずは自分に問いかけるんです。「今日の私は、どんな気分？」って。例えば、「仕事で理不尽なことがあってムシャクシャする！悪い奴が徹底的に叩きのめされる話が見たい！」とか、「最近、心がカサカサしてるから、とにかく優しい世界で癒されたい…」とか。「頭を空っぽにして笑いたい！」でもいい。目的が具体的になればなるほど、探す手間は劇的に減ります。ジャンルで絞り、キーワードで検索する。「復讐」でも「ほのぼの」でも「飯テロ」でもいい。その一手間が、あなたを無限スクロール地獄から救い出してくれるんです。マジで。

レコメンド機能は友達じゃない時には裏切られる覚悟を持て

「あなたへのおすすめ」、便利ですよね。私もついつい見ちゃいます。でも、覚えておいてください。レコメンド機能は、あなたの親友ではありません。どちらかというと、あなたの過去の行動パターンから「たぶんこれも好きでしょ？」って提案してくる、ちょっとお節介な知り合い、くらいの距離感がちょうどいい。

もちろん、ドンピシャな作品を提案してくれることもあります。でも、それに頼りすぎるとどうなるか。あなたの世界は、どんどん狭くなっていきます。一度サスペンスを見たらサスペンスばかり、一度恋愛リアリティショーを見たらそれ系の番組ばかり…。アルゴリズムは、あなたが「未知のジャンル」に踏み出す勇気を応援してはくれません。むしろ「安全パイ」ばかりを提示して、あなたを心地よい沼に閉じ込めようとしてくる。…ちょっと言い過ぎ？でも、そんな感じしませんか？

「え、なんで私がこれ好きだと思ったの？全然趣味じゃないんだけど！」って、ネトフリの画面に話しかけたこと、一度や二度はあるはずです。レコメンドはあくまで参考程度に。「ふーん、世間では今こういうのが流行ってるのね」くらいの気持ちで眺めるのが吉です。盲目的に信じるのではなく、時にはその提案を無視して、自分の直感を信じてみる。その反骨精神こそが、まだ見ぬ名作への扉を開く鍵になるんですから。

私が実践するお気に入り発掘術アナログとデジタルの合わせ技

心構えができたところで、いよいよ具体的な発掘術の話に入っていきましょうか。私が日々実践しているのは、VODサービスの中だけで完結させない、ちょっと泥臭い合わせ技です。アルゴリズムの奴隷になるのではなく、自分の足で宝を探しに行く感覚。これがね、たまらなく楽しいんですよ。

「人」から探すのが最強の近道俳優・監督・脚本家で芋づる式に探す

私が一番信頼している探し方、それがこの「人」を軸にした芋づる式検索法です。これ、本当に外れが少ない。例えば、あるドラマを見ていて、「この主演じゃないけど、やたらと気になる脇役の人がいるな…」って思ったとします。そしたらすかさずスマホでその俳優さんの名前を検索！フィルモグラフィー（出演作品リスト）をずらっと眺めて、アマプラやネトフリで配信されている他の作品をチェックするんです。

そうすると、「あ、あの映画にも出てたんだ！」「全然違う役柄やってる！すごい！」なんて発見があって、そこからまた新しい作品との出会いが生まれる。俳優さんだけでなく、監督や脚本家で探すのも最高に面白いですよ。「この監督の撮る映像、光の使い方がめちゃくちゃ綺麗だな…」とか、「この脚本家の書くセリフ、なんでこんなに心に刺さるんだろう…」とか。クリエイターの「クセ」や「作家性」が見えてくると、作品鑑賞の解像度がぐんと上がります。

私の場合、とある脚本家さんの大ファンでして。その人が手がけた作品は、会話劇がとにかく秀逸で、日常の何気ないやり取りなのに、なぜか目が離せなくなるんです。その人の名前で検索して、過去作を全部追いかけました。中には全然ヒットしなかった作品もあるけど、それも含めて「ああ、この人はこういう挑戦もしてたんだな」って、作家の変遷を追うドキュメンタリーを見ているような気分になれる。もう、こうなったらただの消費者じゃありません。立派なストーカー、いや、愛のあるファンです（笑）。FilmarksやIMDbといった外部のレビューサイトと連携させると、この芋づる式検索はさらに捗りますよ。

SNSの波に乗れただし情報の取捨選択は命がけで

現代の口コミ、それはもうSNSに他なりません。特にX（旧Twitter）は、リアルタイムで熱量の高い感想が溢れる最高の情報源です。ドラマが放送された直後なんて、関連ワードがトレンド入りして、感想や考察、ファンアートでタイムラインがお祭り騒ぎになりますよね。あの熱気に触れると、「え、何この作品、そんなに面白いの！？」って、否が応でも気になってしまう。

私がよくやるのは、気になる作品名で検索して、絶賛している人たちのツイートをいくつか読んでみることです。ただ「面白い」だけじゃなく、「ここのセリフが最高だった」「この伏線に震えた」「〇〇と〇〇の関係性が尊い」みたいに、具体的な”好き”のポイントを語っている人の感想は、すごく参考になります。そういう”熱”のある言葉に触れると、「よし、見てみよう！」という気持ちが固まるんですよね。

ただ、注意点も。SNSは情報の玉石混淆。ネタバレの地雷がそこら中に埋まっていますし、時には過剰な宣伝や、ただ流行に乗っかりたいだけの無責任な絶賛も少なくありません。みんなが「神回！」って言ってるから見たのに、「え、そうでもなくない…？」ってなることもザラ。だから、情報の取捨選択は本当に大事。誰の言葉を信じるか、どの熱に乗っかるか。自分の感性と照らし合わせながら、情報の波を乗りこなすスキルが求められます。まさに命がけ。でも、そのスリルがまた、宝探しを面白くしてくれるんですけどね。

それでも見つからないあなたへ最終手段とちょっとした息抜き

色々と試してみたけど、それでも「ピンとくるものがない…」という日も、もちろんあります。人間だもの。そんな、探し疲れてしまったあなたに贈る、最終手段と、心を軽くするためのちょっとした考え方をお伝えします。もうね、頑張らなくていいんですよ。

いっそ「ジャケ借り」ならぬ「サムネ借り」をしてみるという冒険

もう理屈じゃない！ロジックじゃない！そんな時は、あなたの直感だけを信じてみませんか？昔、レンタルビデオ店で、あらすじも読まずにパッケージのデザイン（ジャケ）だけで借りる「ジャケ借り」ってありましたよね。あれのVOD版、「サムネ借り」をやってみるんです。

トップページをスクロールしていて、「なんだこのサムネ！？」「このタイトル、意味わからんけど気になる…」「この俳優さんの表情、一体どういう状況！？」みたいに、あなたの心を一瞬でもザワつかせた作品があったら、もう考えるのはやめ。再生ボタンをポチッ！と押しちゃう。これぞ冒険です。

もちろん、この方法は当たり外れがめちゃくちゃ大きいです。「うわー、とんでもない駄作を引いてしまった…時間返してくれ…」って頭を抱えることも、正直、結構あります。でも、それでいいじゃないですか。その失敗談だって、後になれば友達との良い飲み会のネタになります。「この前さ、マジでひどい映画見ちゃってさー」って。それに、ごく稀に、全く期待していなかった作品がとんでもない傑作だったりする「奇跡の出会い」が起きることもある。この一発逆転のロマン、なかなか癖になりますよ。論理的な検索に疲れたら、ぜひこのギャンブルに身を投じてみてください。

「ながら見」OKな作品をストックしておく心の余裕

毎日、画面に釘付けになって、全神経を集中させて見るような作品ばかりを求めるのって、結構しんどくないですか？「今日はもうヘトヘトで、ストーリーを追いかける気力もない…」そんな夜のために、私が強くおすすめしたいのが、「ながら見OKリスト」を作っておくことです。

例えば、洗濯物を畳みながら、食器を洗いながら、スマホでSNSをチェックしながらでも、なんとなく話がわかるような作品。一話完結型のドキュメンタリーとか、難しいことを考えずに見られるシットコム（シチュエーションコメディ）とか、美しい風景がひたすら流れるBGV（背景ビデオ）的な番組とか。こういう「本気で見なくてもいい作品」のストックが、心のセーフティネットになってくれるんです。

「何か見なきゃ」という強迫観念から、「まあ、これでも流しとくか」という気軽さへ。この心の余裕が、VOD疲れを防いでくれます。「見る」という行為のハードルを、自分で下げてあげる。何も見ないよりは、何かを「ながら見」している方が、ふとした瞬間に面白い発見があったりするものです。それに、本当に面白い作品に出会うためには、心と体にエネルギーが必要です。そのエネルギーをチャージするための「休憩」として、「ながら見」作品をうまく活用してほしい。そう、私は本気で思っています。

Stripchatの口コミ・評判

まとめアマプラとネトフリはあなたを幸せにするための最高の道具だ

さて、ここまで長々と私の個人的な発掘術にお付き合いいただき、ありがとうございました。無限のコンテンツの海で溺れないための心構えから、具体的な探し方のテクニック、そして疲れた時の息抜きまで、私の手の内はすべてお見せしたつもりです。

結局のところ、アマプラやネトフリで自分のお気に入り番組を見つける一番のコツは、「自分だけの評価軸を持つこと」と「探す過程そのものを楽しむこと」に尽きるのかもしれません。世間の評価やレビューの点数に振り回されるのではなく、「私はこういうのが好きなんだ！」と胸を張って言えること。そして、「今日はどんな宝物に出会えるかな？」と、ワクワクしながら検索の旅に出ること。このマインドさえあれば、あなたはもう立派なVODマスターです。

「何か面白いもの」を探すのをやめ、自分の気分に正直になる。レコメンドを疑い、「人」を頼りに芋づる式で探求し、SNSの熱気を浴びる。時には直感だけで「サムネ借り」の冒険に出て、疲れたら「ながら見」で休憩する。この記事で紹介した方法が、あなたの作品探しの羅針盤になれば、これほど嬉しいことはありません。

アマプラもネトフリも、私たちを縛るためのものではなく、私たちの人生を豊かに、そして幸せにするための最高の道具です。さあ、今夜はどの扉を開けてみますか？最高の物語が、あなたに見つけてもらうのを待っていますよ。